セキュリティツール
ArrayKitのセキュリティツールは、ソフトウェアを開発・運用するときに扱うパスワード、ハッシュ、トークン、鍵、証明書を処理します。ランダムなパスワードは「パスワードジェネレーター」で、単語を組み合わせたパスフレーズはDiceware方式のジェネレーターで作成でき、どんなパスワードも「パスワード強度チェッカー」で強度を確かめられます。テキストのハッシュ化には「ハッシュジェネレーター」や「MD5ハッシュ」を使い、ダウンロードしたファイルは「ファイルハッシュ チェックサム」で、公開されているチェックサムと照合できます。サインインやAPIの作業では、「JWT デコーダー」でトークンのクレームを読み、「JWT 署名ツール」でテスト用のトークンに署名し、「bcrypt ジェネレーターと検証」でbcryptのパスワードハッシュを作成・検証し、「TOTP / 2FA ジェネレーター」でシークレットから2FAコードを取得できます。「HMAC ジェネレーター」はWebhookの署名を計算し、ほかにもBasic認証ヘッダーを作るツールや、Content-Security-Policyに危険なディレクティブがないかを調べるツールがあります。サーバーとTLS向けには、「SSH 鍵ジェネレーター」がEd25519・RSA・ECDSAの鍵ペアを作成し、「X.509 証明書デコーダー」と「CSRデコーダー」が証明書や署名リクエストの中身を表示します。文書を共有したり開いたりする前には、「PDFのプライバシー検査」が隠れたメタデータや個人情報を見つけ、「PDFを自動で墨消し」がメールアドレス、電話番号、ID番号を黒塗りし、「PDFの無害化」が自分で作成していないファイルからスクリプトや自動実行のアクションを取り除きます。開発者、システム管理者、ITチーム向けに作られています。すべてブラウザー内で動作するので、パスワード、鍵、トークン、ファイルはお使いの端末上で処理され、アップロードされることはありません。
よくある質問
- ArrayKitのセキュリティツールで何ができますか。
- パスワード、パスフレーズ、2FAコードの生成と、パスワードの強度チェックができます。SHA-1・SHA-2・SHA-3・MD5・CRC32・HMAC・bcryptによるテキストのハッシュ化、ファイルのチェックサムの計算、JWTのデコード(署名は検証しません)、テスト用トークンへの署名、AESによるテキストの暗号化にも対応します。さらに、SSH鍵の作成と変換、証明書と署名リクエストのデコード、Basic認証ヘッダーの作成、Content-Security-Policyの点検、テスト用IBANの生成もできます。PDF向けには、隠れた個人情報を見つけて墨消ししたり、アクティブコンテンツを取り除いたり、利用する権利のあるファイルから印刷やコピーの制限を解除したりするツールがあります。
- 強力なパスワードやパスフレーズを作るには、どうすればよいですか。
- 「パスワードジェネレーター」を開き、最大64文字までの長さと必要な文字の種類を設定します。ブラウザーの暗号論的に安全な乱数生成器を使い、推定エントロピーも表示します。覚えたり手入力したりする必要がある場合は、代わりに「Diceware パスフレーズジェネレーター」が、EFFの大規模単語リストから4〜12個の単語を選びます。既存のパスワードを評価するには、「パスワード強度チェッカー」がエントロピー、解読にかかる時間のおおよその目安、強度を下げているパターンを表示します。
- パスワード、鍵、ファイルはどこかに送信されますか。
- いいえ。どのセキュリティツールもブラウザー内で動作します。パスワードと鍵はお使いの端末上で生成され、貼り付けたりドロップしたりしたトークン、証明書、文書はローカルで処理され、アップロードされることはありません。生成したものは本物の秘密情報として扱い、メモやチャットのメッセージではなく、パスワードマネージャーや鍵ストアに保管してください。
- どのハッシュアルゴリズムを使えばよいですか。
- ダウンロードしたファイルの確認には、SHA-256のチェックサムを比較します。「ファイルハッシュ チェックサム」はMD5、SHA-1、SHA-512とあわせてSHA-256を計算し、結果を公開されている値と照合します。MD5とCRC32は偶発的なデータ破損の検出には十分ですが、セキュリティ用途には向きません。パスワードはbcryptのような低速でソルト付きのハッシュで保存すべきで、「bcrypt ジェネレーターと検証」で作成と検証ができます。システムがSHA3-256やEthereumのKeccak-256を求める場合は「SHA-3・Keccak ハッシュ生成」を、共有シークレットでメッセージに署名する必要がある場合は「HMAC ジェネレーター」を使ってください。
- ここでSSL証明書を確認したり、SSH鍵を変換したりできますか。
- はい。「X.509 証明書デコーダー」は証明書のサブジェクト、発行者、有効期間、SAN、フィンガープリントを表示し、「CSRデコーダー」は認証局に送る前の署名リクエストを確認し、「証明書と秘密鍵の照合ツール」は証明書またはCSRとRSA秘密鍵が対応しているかを確かめます。「PFX を PEM に変換」は.pfxや.p12のバンドルをPEMブロックに分割し、「PPK ↔ PEM 変換」はRSA鍵とEd25519鍵をPuTTY形式とOpenSSH形式の間で変換します。