PDFを修復する
PDFが開かない理由を突き止め、まだ救えるものを組み直します。
PDFを修復するための読み取りと書き直しは端末上で行われます。壊れた文書は唯一の控えであることも多く、その内容はアップロードされません。
先にパスワードを外す
PDFを修復 について
「ファイルが破損しており修復できませんでした」という表示は、何が起きたのかを何も語りません。実際には、開かないPDFはたいてい数少ない目印のどれかを欠いています。ビューアが最初に確かめる %PDF の見出し、末尾の %%EOF、オブジェクト表の位置を示す startxref、文書の根を指す trailer です。このツールはそれぞれを個別に報告し、解析器がページの木をまだ組めたかどうかを伝え、そのうえで二段階の修復を順に試みます。オブジェクトの網を新しい文書に写し、それが駄目なら、描画器がまだ描けるページをすべて描き直します。
機能
- 見出し、trailer、相互参照の位置、末尾の目印を検査
- 切り詰められたファイルの終端を越える startxref を報告
- オブジェクトを書き直す前に外すべき暗号化を検出
- メールの中継が前後に付けた不要なデータを切り落とし
- まずオブジェクトの網から組み直し、文字・書体・ベクターを保持
- 網を写せないときは、ページごとの描き直しに切り替え
- どちらの修復が使われ、何を失ったかを明示
PDFを修復 の使い方
- 開かないPDFを置きます
- 構造の検査を読み、どの目印が欠けているか確かめます
- 「修復」を押し、まずオブジェクトからの組み直しを試させます
- 修復されたファイルをダウンロードし、開いて確認します
例
入力
invoice-scan.pdf — downloaded over a dropped connection
出力
End-of-file marker missing; startxref points to byte 481,209 in a 402,880-byte file. Rebuilt: 6 pages recovered.
ファイルの終端を越える相互参照の位置は、途中で切れたダウンロードの特徴です。
よくあるエラーとトラブルシューティング
- 修復後の文書のページ数が想定より少ないです。 — 救えるのはオブジェクトが残っているページだけです。切り詰められたファイルは切断点より後を失っており、組み直す材料がありません。
- 修復がファイルは暗号化されていると報告します。 — 読めないオブジェクトは書き直せません。先にパスワードを外してから修復してください。
- 修復したファイルの文字が選択できなくなりました。 — オブジェクトからの組み直しに失敗し、ページを描き直したという意味です。あとから文字認識にかければ、また検索できます。
- 何も救えませんでした。 — 1ページも描画できないなら、損傷はページの内容そのものに及んでいます。元を取り直すか、控えから戻してください。
よくある質問
- PDFはたいてい何が原因で壊れますか。
- 途中で切れたダウンロードやコピーによる切り詰めと、前後に文字を足すメールの中継です。どちらも検査で目印の欠けや位置のずれとして見えます。
- 修復のために壊れたファイルはアップロードされますか。
- いいえ。バイト列の検査も組み直しもこのタブ内です。機微な内容を含む壊れたファイルも手元に留まります。
- 報告の「高速ウェブ表示」とは何ですか。
- ブラウザが残りを待たずに1ページ目を表示できるよう並べてあった、という意味です。組み直すとその並びは失われ、影響は読み込みの速さだけです。
- 修復したファイルは元と同じですか。
- ページは同じです。オブジェクトの並びは書き直されるため、バイト数や高速表示の構成は変わります。それが修復ということです。
- 削除したPDFを取り戻せますか。
- いいえ。これは手元に残っているファイルを扱います。削除したファイルの復元は、ディスク復旧のソフトの仕事です。
関連ツール
- PDFメタデータ編集 — PDFのタイトル・作成者などを表示・変更・消去。
- PDF を復号 — 暗号化された PDF からパスワード保護を解除します。
- PDF を圧縮 — 各ページを選択した画質・解像度でJPEGに再描画してPDFを軽量化します。
- PDF を結合 — 複数のPDFを並べ替えながら1つに結合します。
- PDF から画像 — PDFのページをダウンロード可能なPNGまたはJPG画像に変換します。
- PDFフラット化 — 記入済みフォームの入力欄を紙面に固定します。
- PDFのOCR — スキャンしたPDFの文字を認識し、検索できるようにします。
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