メールドメイン診断

MX・SPF・DKIM・DMARCレコードを貼り付けるだけで、問題ごとの修正案つきのスコア付き到達性レポートを表示。端末内で解析し、アップロードはしません。

メールドメイン診断は完全にブラウザ内で動作します。貼り付けたレコードは端末上で解析され、DNS照会は行われず、アップロードも保存もされません。

開発・運営:Udit Agarwal

DMARCレコードジェネレーターを開く

メールドメイン診断 について

メールドメイン診断は、ドメインのメールが受信トレイに届くか迷惑メールになるかを左右するDNSレコードを読み取り、採点します。digやnslookupの出力、またはゾーンファイルの行を貼り付けるだけで、MX、SPF、DKIM、DMARC、MTA-STS、TLS-RPT、BIMIを自動で振り分けます。各レコードは仕様に沿って検証され、さらに相互に照合されます。SPFもDKIMもないDMARCポリシー、MXホストの一つが抜けたMTA-STSポリシー、DMARCが強制されていないBIMIロゴなどです。100点満点のスコア、ランク、各指摘へのわかりやすい修正案が得られます。すべて端末内で解析され、DNS照会もアップロードも行いません。

機能

  • MX・SPF・DKIM・DMARC・MTA-STS・TLS-RPT・BIMIを一度の貼り付けで検出
  • ゾーンファイルの行、dig出力、nslookup出力、TXT値だけの入力にも対応
  • 0〜100点とランク、指摘ごとの修正案を表示
  • レコード間の照合:SPF/DKIMのないDMARC、MTA-STSポリシーに含まれないMXホスト、強制のないBIMI
  • _dmarcではなくルートにDMARCがあるなど、誤った名前での公開を検出
  • 重複するSPF・DMARC、+all、広すぎるip4範囲、短いDKIM鍵を警告
  • MXホストから主要なメールプロバイダーを判別し、不足しているSPFのincludeを案内
  • レポート全体をプレーンテキストでコピー。チケットやお客様への共有に便利

メールドメイン診断 の使い方

  1. 「レコードの取得方法」のdigコマンドを実行し、出力をコピーする
  2. 出力をボックスに貼り付ける。ドメインは自動推定されるほか、入力すると各レコードの公開名も確認できる
  3. スコアを確認し、各カードを開いて指摘を確認する(エラーが先頭)
  4. DNSホストでレコードを修正し、TTLの経過を待ってから再度貼り付けて確認する

例

入力

3 MX records at Google Workspace · SPF with SendGrid ~all · DKIM 2048-bit · DMARC p=none

出力

Score 83/100, grade B — SPF pass · DKIM pass · MX pass · DMARC review: p=none only monitors

すべてのレコードが存在し有効です。評価を下げているのは、監視のみのDMARCポリシーだけです。

よくあるエラーとトラブルシューティング

  • 公開したのにDMARCが「未貼り付け」と表示される。 — DMARCは_dmarc.ドメイン名のTXTレコードとしてのみ読まれます。ルートドメインや、アンダースコアのないdmarcに置いたレコードは見つかりません。多くのDNS管理画面はドメインを自動で補うため、ホスト欄には_dmarcだけを入力してください。
  • SPFレコードが2つあり、失敗と表示される。 — ドメインのSPFレコードはちょうど1つだけです。2つあると受信側は恒久的エラーを返し、SPFを完全に無視します。include、ip4、ip6をすべて1つのv=spf1文字列にまとめ、もう一方を削除してください。
  • DKIMチェックで何も見つからない。 — 検証側は<selector>._domainkey.<domain>を参照し、セレクターは実際に送信したメールのDKIM-Signatureヘッダーにあるs=の値です。推測したセレクターでは空の応答になります。メールのヘッダーから実際の値をコピーしてください。
  • すべてのレコードがあるのにランクがBのまま。 — DMARCポリシーがnoneだと監視するだけなので、レポートはDMARCを要確認とします。集計レポートを読み、失敗する送信元を直したうえで、ポリシーをquarantine、最終的にrejectへ引き上げてください。

よくある質問

メールドメイン診断では具体的に何を調べますか?
メールシステムがドメインを信頼する前に参照するDNSレコードを調べます。受信先を示すMX、送信を許可するサーバーを示すSPF、署名鍵のDKIM、検証失敗時の扱いを定めるDMARC、そして任意のMTA-STS、TLS-RPT、BIMIです。それぞれの構文と、他のレコードとの整合性を確認します。
ドメイン名を入力せず、なぜレコードを貼り付けるのですか?
ドメインを照会すると、その名前を外部のDNSリゾルバーに送ることになります。ArrayKitは作業内容を端末内に留めます。ページに表示されるdigコマンドを使えば貼り付けは数秒で済み、まだ公開していないレコードも確認できます。
GmailとYahooは大量送信者にどのレコードを求めますか?
2024年2月以降、両社は大量送信者(ユーザー宛に1日約5,000通以上)に、SPFとDKIM、そして少なくともp=noneのDMARCレコードの公開を求めています。Fromドメインはそのいずれかとアラインしている必要があります。小規模な送信者も迷惑メールフィルターの対象です。
SPF・DKIM・DMARCに加えて、MTA-STSとTLS-RPTは何を補いますか?
SPF・DKIM・DMARCは誰が送ったかを証明します。MTA-STSは他のサーバーに、検証済みTLSでのみ配送するよう指示してダウングレード攻撃を防ぎ、TLS-RPTは失敗時にレポートを送ります。守るのはドメイン宛ての配送であり、ドメインから出るメールではありません。
貼り付けるDKIMセレクターはどう見つけますか?
任意のメールボックスにメッセージを送り、元のソースを開いてDKIM-Signatureヘッダーを探します。s=の値がセレクター、d=がドメインです。メールプロバイダーの管理コンソールにも、googleやselector1のような設定済みセレクターが一覧表示されます。

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